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平成二十一年八月二十三日

WEB連歌懇親会記念連歌

   於 平安会館


発句  秋きぬとさやかに見えし絹の雲(弓月)

脇     萩をまたるる平安の庭(甘露)

第三  ふくよかな頬にほんのり月さして(ぽぽな)

四句    簾戸(すど)を上げれば笛の音聞こゆ(竹生)

五句  彼の人の返し文には伽羅匂い(貴代姫)

六句    鏡のぞいて黒髪を梳く(黒歌鳥)

七句  雨もよい心いずくにあるやらん(うさこ)

八句    春日の里の春の夕暮れ(ふく女)

九句  花吹雪伊勢遷宮を間近にて(幸子)

挙句    東海道に霞たなびく(ゆめ比乎)

他にHPのサポートをしてくださった中瀬陽子さまが懇親会に加わられました。

平安会館の庭園にて

            会席風景 

     記念品贈呈

    写真提供 中瀬陽子氏・野口善範氏