徳島北高連歌会　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　戻る

平成２０年７月９日
表八句「阿波踊り」の巻
　　　於　徳島北高

発句　　阿波踊り阿呆になって夏本番（修三）

脇　　　　　父のとなりでソーダー水飲む（のぞ実）

第三　　遠い日の茶色になりし思い出よ（悠貴）

四句　　　　もんぺで走った土手沿いの道（藤川夏希）

五句　　消えて行く汽車の背中に涙する（沙矢香）

六句　　　　奪い取りたい君がもつ夢（Y）

七句　　外国の恋の舞台でピアノ弾く（西脇夏希）

挙句　　　　一瞬の静寂はじける拍手（円香）

句上
高城修三（宗匠・１）　桑村のぞ実（１）　堤悠貴（１）　藤川夏希（１）　沖本沙矢香（１）　N・Y（１）　西脇夏希（１）　中田円香（１）　岩根礼弥　矢野遥子　岸小梅　尾田真美　志内綾香　三好貴羅　林彩　東條美紀　林瑠美　

徳島北高校の文芸部員１６名の参加を得て表八句を巻きました。初めての連歌にもかかわらず、斬新な若々しい発想やイメージを展開してくださいました。発句の阿波踊りは秋の季語になりますが、これから一ヶ月、徳島は阿波踊りに酔いながら次第に夏本番に向かいます。

連歌の会席風景

参加者と記念撮影